Suede, スピッツ好き必聴！！
suede、スピッツ、この二つのどちらかのバンドが好きならば、絶対にはまれるバンド、ピロカルピンを紹介します！
憂いを帯びたメロディに、ドラマチックなギターサウンド、プログレを感じさせつつもグルービーなリズムが気持ちよいバンドです。
目次
- ピロカルピンって？
- ピロカルピンが影響を受けたアーティスト
- アルバム紹介
ピロカルピンって？
少年のようにイノセントな輝きを放つ透明な声と、UKロックに根差した唯一無二のバンドサウンドが描き出す、ドリーミーでファンタジックな世界。日本人の心の琴線に触れるノスタルジックなメロディと、独特な言語感覚から生み出される日常とファンタジーの狭間を切り抜く歌詞は、シンプルながらも日本語の持つ強さと美しい響きを備えている。
圧倒的な世界観で描かれる幻想のギターロック。 日常を浄化する美しく力強い言葉の結晶と、奇をてらわない普遍的な曲の中にキラリと光る音の輝きが、リスナーの耳を捉えて放さない。
suedeのバーナードバトラーや、radioheadのジョニー・グリーンウッドの影響が感じられる、岡田 慎二郎(Gt.)が引っ張る主張の強いギターロックバンドです。そして、女性ボーカル松木 智恵子の少年のようでいて、ギターに負けない声が魅力のバンドです。
ちなみにバンド名は薬剤ピロカルピンから来ていてもともとは発音の響きで決めたそうです。編成は4人編成。今はbassとdrumsが抜けてサポートが入っています。yesやKing crimsonのプログレ的要素がほんのちょっぴりだけ入ったリズムが気持ち良くいんです。
yes要素ちょっぴりはいったsuedeみたいなギターロックってどんなんやって、感じですか？ Youtubeにあるこの2曲を聞いて見ると、なんとなくわかるかもしれません。
どうでしょう？ギターサウンド、ばりばりsuede意識してると思いませんか？『青い月』の方はちょびっとプログレ感出てますね。あ、大してリズムひねってへんやん、と思ったでしょ、まだまだ奇妙なリフやリズムたくさんあるので安心してね！
ピロカルピンが影響を受けたアーティスト
彼らのホームページに好きなアーティストが載っています↓↓
松木 智恵子
スピッツ, BUMP OF CHICKEN, Manic Street Preachers, The Stills, Echobelly, Death Cab For Cutie, QUEEN, jellyfish, Yes, Editors, Mew, Keane
特にスピッツとは相思相愛(？)のようで、草のマサムネから、こんなコメントももらっているんです。
ピロカルピンの歌は初恋に身をよじった頃の匂いがする。無理やり自分の中の「少年」を引っ張り出されてしまう不思議な力がある。なので、心がくたびれた時によく聴かせてもらってます。今回のアルバムはバンドの音の隙間が明確で、松木さんの声もみずみずしくて、ライブを一本味わったような満足感です！
草野マサムネ（スピッツ）
岡田 慎二郎
Suede, The Tears, The Cure, Coldplay, Travis, Radiohead, U2,The Stone Roses, Mansun, The Smith, Death Cab For Cutie, Jamiroquai, King Crimson, New Order, The Stills, Yes, Spitz, Grapevine, Manic Street Preachers, メレンゲ, People in the box, 凛として時雨, 9mm Parabellum Bullet, ASIAN KUNG-FU GENERATION,レミオロメン, Base Ball Bear etc.
たまたまTSUTAYAで流れて聞いたのがピロカルピンとの出会いでした。ギターサウンドを聴いた瞬間『Suede！？』と思ったのもつかの間、女性Vo.が入ってきたのです。しかも日本語で。
suedeあたりのギターサウンドが好きだった人にはドツボにはまること間違いなしのバンドです！！サウンドはドラマチックだけれども、suedeよりは随分爽やかなので、さらっと今風に楽しめます。
多くの業界人(大迫章弘（e-sound speaker）、鈴木貴之（butter butter）、日本橋ヨヲコ（マンガ家）、みずしな孝之（マンガ家）、加納ゆかり（タワ－レコード広島店店員）、アシガルユース、千葉真奈美（D.W.ニコルズ）、伊藤大知（SAKEROCK）などなど)からの絶賛コメント(ピロカルピン (4/4) - 音楽ナタリー Power Push)も集めていて、業界内の評価もすごく高いです。
全アルバム紹介
1st ミニアルバム 落雷
どこまでも深く透明な煌めきを放つ声と、UKロックに根差した叙情的なサウンドが幻想的な世界を鮮やかに描き出すドリーミーロック。
日常を浄化する美しく力強い言葉の結晶と、奇をてらわない普遍的な曲の中にキラリと光る音の輝きに満ちた珠玉の6曲。
ギターサウンドで一発でSuede好きはハマってしまうでしょう。好きな人には超グッドサウンドです。『落雷』、『京都』、『日の出』などを収録。タイトルからもわかるように、日本的な、どこか懐かしくて切ない歌詞がすごく良いです。『人間進化論』は中毒性があってヘビロテ確定です。
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2nd ミニアルバム 幻聴と幻想の現象
そこに確かにある、新しい鼓動。” 遙かな空へ飛翔する幻想のギターロック、第2章。
空高く澄みわたる声と、キラキラした幻想的なバンドサウンドが描きだす、いつか見た夢のような鮮烈なイメージ。ノスタルジックだけど近未来的で、濃密ファンタジックな世界観。一度聴いたらクセになる強烈な中毒性はそのままに、より鮮やかに音の広がりと深みを増して進化したピロカルピンの最新作。
「捨て曲」など1つもない、カラフルな個性と色彩をそなえた楽曲たち。前作『落雷』を超える爽やかな飛翔感と共に、幻想の空へと舞い上がる珠玉のストーリー、全7曲。
1stアルバムよりももっとドラマチックに、ドリーミーに、ファンタジックになったピロカルピンの2ndアルバムです。前段にてyoutubeリンクを貼り付けた『飛行少女』の入ったアルバムですね。アルバムジャケットがめちゃくちゃ彼らの世界観を表しているのもgood！
スピッツとは少し違ったアルペジオのサウンドがおもしろくも美しい『虹の彼方』は必聴です。
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3rd ミニアルバム 宇宙のみなしご
今シリーズのテーマは「時間」。人間に課せられた宿命的な「時間」を軸に、これまで以上にバラエティ豊かな珠玉の7篇の物語が展開します
Vo/Gt.松木のメロディセンスと独特な言語感覚が光る確かなソングライティング、“ピロカルピンサウンド”とも言うべき独特な、リスナーを包み込むかのようなギターサウンド。新メンバーの加入により一層グルーヴを増したリズム。これらが有機的に融合し空間的な広がりを増したバンドアレンジ。新境地となる新たな方向性にも挑戦し、格段の進化を遂げたピロカルピンの世界が存分に詰まった1枚になっています。
マスタリングは9mm Parabellum Bulletやtacica、サカナクション等を手がける音職人、小島康太郎。アルバムタイトルは、人気小説家・森絵都氏の同名小説から。作品のテーマに共鳴したVo/Gt.松木が、森絵都氏本人から快諾を得て実現したもの。
新たな広がりを見せるピロカルピンの世界がここに。時間旅行のように、ノスタルジックでどこか近未来的な、ここにしかない世界観を堪能できる1枚。
このアルバムでベーシストのスズキヒサシが加入します。ぐっとリズム隊強化のおかげでバンドのレベルが上がり、更に多様な表現が可能となりました。上ものだけでなく、ぐっと土台部分もグルービーさを増したのです。
ギターの絡みつくサウンドとベースのグルーブが混ざってトリップできる『存在証明』のサビの盛り上がりはものすごい！
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4th ミニアルバム 蜃気楼
松木智恵子(Vo,Gt.)、岡田慎二郎(Gt.)、スズキヒサシ(Ba)、荒内塁(Dr.)からなるギター・ロックバンド、ピロカルピンのメジャー・デビュー・アルバム。Vo.松木が持つ強く透明な天性の歌声と、ノスタルジックなメロディが描き出す幻想的な世界が聴く人を瞬く間に虜にしてしまう、類まれなる音楽性を詰め込んだ一枚。 (C)RS
遂にメジャーデビュー 初のアルバムです。
『メジャーに行くと変わってしまった』そう言われてしまうアーティストをいくらでも挙げることができますが、彼らはそんなことはありません。マジで捨て曲なしの名盤です。私はこれまででこのアルバムを一番聞いたかもしれません。
え、こんな名曲だったっけ！？ ライブで聞くと、メロディの圧倒的な美しさと幻想的なギターサウンド、官能的なベースラインの素晴らしさに気づく『祈りの花』を紹介。
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5th ミニアルバム まぼろしアンソロジー
4人組バンド、ピロカルピンのセカンド・アルバム。インディーズ・アルバム未収録の名曲、ファンから根強い人気楽曲に加え、未発表曲他を収録。 (C)RS
インディーズ時代の名曲を採りなおし、集めた作品。『桃色のキリン』はファン待望の収録となった。
すさまじい破壊力の『火の鳥』を推したいと思います。ちなみにこの曲、手塚治虫『火の鳥』やヘミングウェイ『老人と海』、宮沢賢治『よだかの星』、など、たくさんの芸術からの引用があるのもピロカルピンの特徴です。
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1st フルアルバム 太陽と月のオアシス
4人組ロック・バンド、ピロカルピンのメジャー・ファースト・フル・アルバム。映画『監禁探偵』の主題歌「時の抜け殻」他を収録した、ピロカルピン独自の世界観に満ち溢れた作品。 (C)RS
待望の初フルアルバムは2013年に発売されました！
『時の抜け殻』、『パルプフィクション』、『夢はあけぼの』、『ロックスターと魔法のランプ』、『シャルル・ゴッホの星降る夜』を初め、ほとんどの曲がシングル用に作られたのでは？というほどの充実の出来なんです。
『時の抜け殻』は変則的なダンスビートに磨きがかかり、キメも満載。delayのかかったギターサウンドもこれまでのピロカルピンのひとつの到達点のような曲。
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2nd フルアルバム a new philosophy
エヴァーグリーンな楽曲、Vo/Gt.松木智恵子のイノセントな歌声と独特な言語表現で幅広いファン層を獲得するギターロックバンド、ピロカルピンの約2年ぶりとなるセカンド・フル・アルバム。自主レーベル設立後の本作は、エンジニア・共同プロデューサーにBUMP OF CHICKENやスピッツを手掛ける牧野“Q”英司を迎え制作した渾身の作品。 (C)RS
アルバムを出すたびに『史上最高傑作かも』と思わせてくれるバンドってそうそうないと思うんですが、ピロカルピンはまたやってくれました。.CD購入者にハイレゾダウンロードの特典もついてくるという斬新な攻めのアルバム！
うわ、また若返った？と思わんばかりの楽曲の数々と、色褪せないお馴染みのコスモ感あふれるギターサウンドに、タイトでゴリゴリなリズム隊。媚を売らずに自分たちのよさを磨き続け、ポップさを開拓していく姿は益々応援したくなります。
珍しくアンセム的に一緒に歌えて、得意のスペーシーなギターサウンドが炸裂する『南十字星』をイチオシに。
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さいごに
若かりし学生時代みたいに邦楽の若手ロックバンドなんて聞かなくなった大人に是非聞いてもらいたいです。特にスピッツとsuedeが好きだった人たちに。
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