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酷評されたジョニー・デップ主演『パブリック・エネミーズ』を観た感想

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 はじめに:珍しく酷評され気味のジョニー・デップ作品

アメリカ史上でも有数の人気を誇る義賊、デリンジャーをジョニー・デップが演じるということで、絶対おもしろい!と思うじゃないですか。

 

でも酷評がされてるんですねー。なぜ酷評されたのか、監督は何を狙っていたのか見ていきたいと思います。

 

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目次

 

あらすじ&作品概要

 実在した伝説の銀行強盗、ジョン・デリンジャー。大胆不敵な彼の手口と汚れた金した奪わない犯罪美学は、彼を時代のヒーローとせしめるのだった。

1933年、アメリカ。大恐慌の暗澹たる時代の中、銀行強盗のジョン・デリンジャーは“黄金時代”を謳歌していた。利益を独り占めする銀行のような強者からは金を奪っても、世間一般の弱者からは一銭たりとも奪うことはしないという独特の美学を貫きとおす彼は、その紳士的な振るまいと圧倒的なカリスマ性によって、いつしか不況に苦しむアメリカ市民のヒーロー的存在となっていた。

そんなある日、彼はバーで神秘的な魅力に溢れた女性、ビリーと運命的に出会う。銀行強盗であることも隠さずに、誠実な心で接してくれる情熱的で一途なデリンジャーにビリーは次第に魅かれていく。 一方、捜査局の長官エドガー・フーヴァーは、デリンジャーをアメリカ初の『社会の敵ナンバーワン』として指名手配し、捜査の包囲網が徐々に彼らを追い詰めていくのだった。

〔キャスト〕

ジョニー・デップ/クリスチャン・ベイル/マリオン・コティヤール/ビリー・クラダップ/スティーヴン・ドーフ/スティーヴン・ラング

〔スタッフ〕
監督・脚本・製作 :マイケル・マン
脚本:ロナン・ベネット、マン・ビダーマン
制作総指揮 :G・マック・ブラウン

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感情移入がし辛い

ジョニー・デップ、ひたすらかっこいいのですが、時代が熱狂し、カリスマ化されているはずのデリンジャーが、ただの(ちんぴら)銀行強盗ぐらいにしか描かれておらず、共感しにくい演出になっています。

もっとテーマ的には深掘りできるはずで、何故デリンジャーが民主の支持を勝ち得たのか、みたいなものを期待されている方には拍子抜けの内容です。

 

マイケル・マン監督『コラテラル』とかむっちゃ好きだったんだけどなぁ。何故?

 

ジョニデファンにはたまらない

ただ、衣装が男前、銃撃戦が凄まじくアクションがド派手、映像も迫力がある。マイケル・マン監督のやりたいことはこういうところだったんだな、という感じ。

脚本やエンターテイメントに何を求めるかは監督の才量次第ですが、ファンがひたすらかっこいいジョニデ扮するデリンジャーを観るには最高の映画です。

 

おわりに

監督の狙うところと、視聴者のニーズがうまく噛み合わなかったことが原因酷評が生まれました。ただ、監督意図している表現はできているはずで、ジョニーデップは無茶苦茶お洒落でかっこよいので、ファンは必見です。 

 

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